新型コロナウイルス感染防止対策グッズ(ANS防護服)

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アメリカ 再びマスク着用義務化 「デルタ株」が急拡大

アメリカ 再びマスク着用義務化

「デルタ株」が急拡大

2021年7月24日
 

インドで確認された変異した新型コロナウイルスの感染が拡大しているアメリカでは、各地で再び、マスクの着用を義務化したり推奨したりする動きが出ています。

アメリカCDC=疾病対策センターによりますと、アメリカでは、インドで確認された変異ウイルスの「デルタ株」が急速に拡大し、感染例のおよそ83%を占めると推定されています。

7月22日に発表された1日に報告される感染者の数の7日間平均は、3万7674人と、前の週に比べ52.5%増え、入院した人は3521人で32.2%の増加となっています。

アメリカ政府はワクチンの接種が最も重要な対策だとして接種を呼びかけていますが、1日当たりの接種回数はピーク時のおよそ8分の1にまで減少し、接種率は伸び悩んでいます。

こうした中、西部カリフォルニア州のロサンゼルスでワクチンを接種した人も含めた屋内でのマスク着用が義務づけられるなど、追加の感染対策として、再び、マスクの着用を義務化したり、推奨したりする動きが相次いでいます。

CDCのガイドラインはワクチンの接種を終えた人は原則としてマスクの着用は必要ないとしていますが、アメリカの複数のメディアはバイデン政権がマスク着用の推奨について検討を始めたと伝えています。

CDCのワレンスキー所長は7月22日の会見で、現時点でガイドラインの変更は必要ないという考えを示しましたが、変異ウイルスが拡大する中、マスクの着用をめぐる議論が活発になっています。

 

 

 
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